2018年3月30日金曜日

春の嵐

産土に感謝し友を郷に呼び歌舞いて見せた「望郷」の詩(うた)

ならず者 春の嵐の風に乗り芸濃い町発ち都へ向かう

燃え尽きてまた立ち上がり前を向き穢土の地に立つ 世直し一座

芸の濃い町になれよと風が吹き人力飛行機その風に乗る

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命日に遺影飾りし仏間にひとり 瞼閉じれば母、産土に

都鄙(とひ)の地を「ひかり」に乗って往還す老いて阿弥陀に出会いし我は

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コソコソと鼠が穴に潜り込む如き振る舞い なに改竄す

怒っ、怒っ、怒 民の怒りが押し寄せて国会前は民衆の波

民主主義 欲しがりません強き王みんなで政治みんなの知恵で

天空に黒くて巨大な鴉雲 ニッポンの危機思い知るべし

年の瀬の歌 2018

「ちょっとだけ」友は私に後悔と思い出残し黄泉に向かった       ★「月蝕歌劇団」主宰 高取英逝去 寺山の劇魂(こころ)を身体に沁み込ませ過激に疾走(はし)り劇魔昇天 博識の劇王描く幻惑の史劇いつしか詩劇になりき 知行するときの心得花房に 死してその名の...