産土に感謝し友を郷に呼び歌舞いて見せた「望郷」の詩(うた)
ならず者 春の嵐の風に乗り芸濃い町発ち都へ向かう
燃え尽きてまた立ち上がり前を向き穢土の地に立つ 世直し一座
芸の濃い町になれよと風が吹き人力飛行機その風に乗る
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命日に遺影飾りし仏間にひとり 瞼閉じれば母、産土に
都鄙(とひ)の地を「ひかり」に乗って往還す老いて阿弥陀に出会いし我は
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コソコソと鼠が穴に潜り込む如き振る舞い なに改竄す
怒っ、怒っ、怒 民の怒りが押し寄せて国会前は民衆の波
民主主義 欲しがりません強き王みんなで政治みんなの知恵で
天空に黒くて巨大な鴉雲 ニッポンの危機思い知るべし