寿町歌篇
人柱「お三」が川に身を捧げ安寧の町となりて「寿」
沼地埋め人間の住む町として明治六年「寿」起立
国敗れ寿(ことぼ)ぎの町に米軍が来りて建てし「かまぼこ兵舎」
「寿町」近所の町名窺えば「不老」「長者」に「福富」もあり
「るなぱあく」月下の一群手作りで築いて寿ぐあやかしの劇(ゆめ)
略寿町史
1667(寛文7)年 吉田勘兵衛が海を埋め立て「吉田新田」完成。この埋め立てには、人柱になった「お三(さん)さん」がいたという伝説がある。
1873(明治6)年 吉田新田他の沼地が埋め立てられ、市街地となり「寿町」「不老町」「万代町」などと名付けられる。
1945(昭和20)年5月29日 横浜大空襲 寿町一体焼け野原。そして敗戦。寿町、米軍に接収。
1950(昭和25)年 朝鮮戦争勃発。横浜港に近い寿町に労働者が集まってくる。
1955(昭和30)年 米軍の接収解除。
1956(昭和31)年10月 最初の簡易宿泊所「ことぶき荘」が開業する。
2017(平成28)年8月3日 「るなぱあく」開扉。アウトオブトリエンナーレ開幕。
水族館劇場ヨコハマトリエンナーレ2017
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